《PIV計測》
流体解析ソフトウェアの新基準
《PIV計測》 2次元流体解析ソフトウェア
Flownizer2D
ハイスピードカメラ等の動画像を最先端画像処理エンジンで高速処理し、流速ベクトルとして即座に数値化するFlownizerは、新しい時代の流速計測ソフトウェアです。以下のような「流れ」に関するあらゆる流体計測、流体解析に最適です。
《以下応用分野のリンクをクリックすると、使用事例の動画がご覧になれます。》
気流計測・風洞実験
- 建築物・車体周り
- 昆虫・飛翔体の翼周り
- 空調・燃焼などの気流計測
水流・水槽実験
- 液中の障害物周りの流体解析
- キャビテーション、水工実験での流速計測
顕微鏡撮影
計測手法としては、PIV、PTV選択可能です。
高速度カメラ、照明など計測環境全体のご提案もお任せください。
製品特長
キャリブレーション
グリッドキャリブレーションをサポートする事により、レンズ歪補正や2次射影変換も行い、より高精度な算出結果を得る事ができます。
従来からの既知スケールによるキャリブレーションにも対応しています。
前処理機能
マスキング指定することによりベクトル算出したくない箇所を処理前に指定することが可能です。
背景差分画像、各種フィルター、凸部抽出、画面演算等の豊富な画像処理機能を搭載し、算出が難しい画像でも前処理を重ねることにより計測できる可能性が高まります。
表示結果
生ベクトル、平均ベクトルの座標、角度、流線、渦度、乱流エネルギー、レイノルズ応力、RMS速度、速度標準差、速度勾配テンソルなど豊富な表示法を標準装備しています。速度から二次処理されて出力されるこれらの項目が流体解析に直接的にお役に立ちます。
もちろん表示結果の出力も可能です。直感的なメニュー操作によるデータ表示が可能です。
計測結果
指定ポイント、ライン、エリアをマウス指定で簡単に操作できます。
グラフ表示したい箇所のデータを指定することによりX成分、Y成分、XY合成の移動距離、速度データが時系列にて算出可能です。
算出したグラフデータはCSV出力にて表計算ソフトでも取扱可能です。
製品スペック
測定項目 | 2次元2成分PIV PTV |
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計算方式 | 粒子像流速(PIV)、粒子追跡流速(PTV) |
対応画像フォーマット | AVI、WMV、JPEG、BMP、TIFF、PNG連番 |
データフォーマット | プロジェクト形式、CSV形式 |
ベクトル項目 | XY合成、X 、Y、相関係数、平均 |
解析項目 | 流線、流脈線、流跡線、乱流エネルギー、速度標準偏差、レイノルズ応力、速度勾配テンソル |
グラフ表示 | 指定ポイント、ライン、エリア(移動距離、速度) |
推奨動作環境
対応OS | Windows7, 8.1, 10, 11 32bit/64bit |
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CPU | インテルPentium4プロセッサ(マルチコア推奨) |
メモリ | 1GBのRAM(3GB以上を推奨) |
ハードディスク | 空き領域が2GB以上 |
モニタ | 1,024×768以上の画像解像度(1,280×800推奨) |
グラフィックス | Shader Model2.0必要 |
この製品の導入事例
交差点の自動車・歩行者の流れ
スクランブル交差点の歩行者、車両の動きを撮影し、その動画を流速計測ソフトウェア Flownizerで処理しました。 ベクトルの色と長さは、速...