自動連続画像処理機能で
時系列解析が効率的に
連続自動画像処理ソフトウェア
DIPP-Macro
本製品の後継であるDIPP-MacroⅡが登場いたしました。
詳しくはこちらをご参照ください。
画像処理を連続自動実行するDIPP-Macroは、お客様の画像処理データ収集を強力にサポートする画期的な画像解析(※→画像解析とは)アプリケーションソフトウェアです。
1枚の画像を画像処理することは従来のアプリケーションソフトでも可能です。
しかし、大量の静止画ファイルや、動画の各フレームの画像について繰り返し同じ処理をする場合、そのフレーム枚数に比例して膨大な時間と労力がオペレータの負担となります。
DIPP-Macroは、これを一気に解決します。
液滴・接触角
- 液滴の広がりや平面との接触角度の時系列計測
噴霧計測
- 塗装ノズルからのスプレー噴霧、空調装置の粒子群噴霧の時系列拡散や濃度変化の計測
微生物・バイオ
- 培養中の微生物の増殖の計測
(数量カウント、面積変化、粒径分布変化)
とても簡単な操作画面で、効率良い作業が可能です。
時系列連続画像の途中のフレームから計測対象が現れる事象(フレームイン)にも対応しています。
グラフ化、分布表示、濃淡情報の擬似カラー表示など多彩な解析メニューから視覚的に分かりやすい結果表示を選択可能です。
本アプリケーションソフトを更に各お客様向けにカスタマイズするご相談にも応じます。
製品特長
動画像の読み込み対応
静止画の連番のほか、動画像(aviファイル)に対応。動画の各フレーム連続処理が可能です。
従来難しかった時系列での変位が連続画像処理により解析可能になりました。
作業のマクロ化
処理、計測のマクロ化により、作業より効率化出来るようになりました。
同じ条件下で多数のサンプルを計測する時に力を発揮します。
接触角算出
液滴の落下・移動により変化する接触角算出が可能(オプション)。
シンプルな作り
ソフトの構造はシンプルで、直感的でスムーズな操作が可能です。
疑似カラー表示
輝度分布を疑似カラー表示できますので、視覚的に分かりやすい結果画像が作成可能です。
「画像を使って」、ある内容を解析する、ということです。
オリジナルの画像そのままでは、欲しいデータが取り出せない場合に、いろいろな処理=画像処理を施します。
画像処理には、多くの内容とパラメータがあり、二つの画像処理の順序を変えるだけでも、結果として得られる効果は、さまざまに変わります。
マクロソフトを使えば、簡単に試しながら、この効果を確認することができます。
製品スペック
計測項目の一覧
計測項目 | 二値化、膨張、収縮、穴埋め、輪郭線抽出、粒子削除、外縁部削除、細線化、ラベルング、粒径分布、疑似カラー、濃度値計測 |
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前処理機能 | アベレージング、軌跡、画面間演算、ガンマ補正、シェーディング補正、画像演算、フィルター、拡大・縮小・回転 |
出力項目 | 重心座標、面積、周囲長、フェレ径、最長径、最大径・最小径、体積 |