カエルの行動分析
カエルの行動分析の事例です。透明な板を通してカエルをビデオカメラで下方から撮影された動画を、ディテクトの画像処理ソフトで運動解析しました。
カエルにとって頭上にあたる部分の状態変化(輝度値の変化)によるカエルの反応を数値化して、軌跡を動画にオーバーレイ表示させました。動物の行動解析については可視光化での撮影のほか、赤外線カメラの採用なども対象動物の特性に合わせて検討します。
非接触で計測できる画像計測は生物の生態計測ではとても有効ですが、このようにデモ環境で行う実験ではさらにその威力を発揮します。「見るだけ」の動画解析は、手動での位置計測の時代を経て自動計測できる時代になりました。現在では研究者の負担を大幅に軽減し、あらゆる分野の研究者の貴重な時間を確保できるようになりました。