テニスボールの変形と動き
高速撮影されたラケットでインパクトされた瞬間のテニスボールの運動解析事例です。元の画像でボールの部分は輝度が高いのでその明暗の条件を元にして輪郭抽出しています。1/10000秒のシャッターでの撮影です。
形状の変化の計測は位置計測などと比べて、画像処理のテーマとしてはやや高度な処理となります。ディテクトの形状計測ソフトウェアは、静止画一枚については、DIPP-Motion、このテニスボール変形のように、時系列処理の場合にはDIPP-Macroが最適です。
高速度カメラと画像処理ソフトウェアの組合せで、今まで知ることのできなかった、このような「瞬間だけで見える」素材の性能、性質の解析ができるようになりました。