光学式リアルタイムモーションキャプチャー
光学式リアルタイムモーションキャプチャーシステム
PRO-TrackerⅢ
【販売終了について】
本製品は、2013年12月末日をもちまして販売終了いたしました。
2018年12月末日、保守対応含めてサポートも終了しております。
ユーザー様の現時点でのお問い合わせにつきまして、内容によりましてはご期待通りの対応が取れない可能性がございますことをご高配ください。
【新製品】PROTRACKER 4(仮称・近日リリース予定)のご案内をお待ちください。
PRO-TrackerIIIは、人間の動作解析は元より、装置・機械や船舶モデル実験など工学分野にも最適な光学式3次元リアルタイムモーションキャプチャーです。
学術分野
- リハビリテーションでの動作分析、歩行分析、スポーツのフォーム解析
- バイオメカニクス、人間工学での動作計測
アミューズメント分野
- ゲーム、アニメーション、CG制作時のフルボディ、フェイシャルのモーションキャプチャー
- バーチャルライブでのモーションセンシング
運動計測:工学分野
- ヒューマノイド・自律型移動ロボットの運動計測、ビジュアルフィードバック用センシング
- アームロボット・レスキューロボット評価時の運動検証
- 振動台での非接触振動試験
- 水理実験(水槽)での船舶モデルなど浮体の6自由度運動解析
PRO-TrackerIIIはダイナミックキャリブレーション対応の本格的モーションキャプチャーながら機動性に優れ、簡単にセットアップ可能です。
常設型の大がかりな海外製システムと同じように高水準3次元データを提供します。
純国産モーションキャプチャーで、LEDマーカ等ハード開発も含めお客様個別の御テーマに最適なトータル提案も致します。
製品特長
使いやすさ、精度、安定性に重点をおく本格仕様
リアルタイムでマーカーの座標値を3次元計測するため、カメラは、VGA?XGAサイズを最大で24台まで接続します。
人の動作分析など死角が生じやすい計測内容でも、カメラの台数を増やすことで欠落のないスムーズなデータを取得することが可能です。
画像処理機能として、背景差分、フィルター処理、二値化、ラベリング処理までを専用ハードウェアで行い、PC側の処理が大幅に軽減されています。
さらに画像処理で得られた座標値とともに、非圧縮動画をPCに転送しますので、PCのモニタ上で各カメラのライブ映像の確認や、オリジナル動画像の保存が可能です。
用途別キャリブレーション
ダイナミックキャリブレーション
スティック状の3ポイントキャリブレータ(ワンド)を測定エリア内でくまなく振り回すことにより、キャリブレーションが可能です。
広い空間を計測エリアとする場合などに便利なキャリブレーション手法です。
固定式のキャリブレータ
専用のキューブ型フレームキャリブレータを計測エリアの置くことにより、自動でキャリブレーションすることが出来ます。
システムを機動性高く運用する場合など、カメラ設置とキャリブレーションが頻繁に必要な時に短時間で行えて便利です。
3次元座標データ計測
各カメラから算出された2次元座標(カメラ座標)を元に、エピポーラ線、座標トラッキング、剛体設定などを組み合わせて3次元計測します。
連続してID番号付けされた、3次元座標をリアルタイムに、精度よく算出する事が出来ます。
剛体設定
計測対象のポイントの中で相対的な位置関係が不変の任意の3?6ポイントを利用して、剛体設定(グルーピング)の設定が可能です。
死角で計測できなかったポイントを推定計算可能です。
またポイント同士が画面上近接して密になってしまう状態でも、グループ内外のポイントを精度よく識別し、データの時系列での入れ替わりや欠落を防ぐ事ができます。
CGオブジェクト割当
剛体設定されたポイントにCGデータを割り当て、CGオブジェクトを動作させることが可能です。
(オブジェクトは複数設定することが可能ですが、CPUの負荷により上限があります。)
オプション
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自発光LEDマーカー
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LEDリング照明