ウィンドウウォッシャー液
水も高速カメラでその動きを撮影してスロー再生してみると、粘性の高さを実感できます。飛び出してくる水流の先頭の部分だけ、後続の部分とは違う動き、変形です。何かの触手のように変形して下向きに伸びていく様子が再生されています。
自動車の部品は最先端技術の結集したものですが、ウインドウウォッシャ―液そのもの。また排出ノズルの研究開発には、このような結果の動画が検証には必要です。肉眼で見ただけ、または普通のビデオレートでの撮影では辿り着けないレベルの要素技術開発のための基礎データが、このハイスピード撮影から得られることも多いです。
「見たいものが見える」「見えたものから新しい知見、視点を得る」など高速度カメラの役割はますます重要になっています。