ハイスピードカメラを自社開発するディテクトのカスタマイズされたリアルタイム画像処理装置です。
ハイスピードカメラ、画像処理ソフトの豊富な経験、技術を活かしてお客様専用のハード、ソフトを開発いたします。
高速粒子形状判定装置
「高速粒子形状判定装置」は、1万コマ/秒の高速映像で捉えた粒子の形状をリアルタイムに判定します。
流路を流れるさまざまな粒子を類別し、ソーティングするテーマは、医学、生産現場など幅広い分野で必要とされている技術です。
拡大撮影された粒子は、視野内の相対速度が格段に高速になりますので、カメラ自体も高速撮影できるものが必要ですし、後段の選別処理装置のタイミング管理のため、画像処理も高速に正確に行う必要があります。
ディテクトでは、長年開発してきたハイスピードカメラの技術と、画像処理ソフトウェアの技術を活かして、この判定システムを構築致しました。
製品特長
処理の流れ
- 粒子の流れを1万コマ/秒の高速カメラで撮影
- FPGAで1万回/秒の高速リアルタイム画像処理
二値化、ラベリング、面積、周囲長の画像処理、画像計測を実行 - OK、NGを判定と後段の装置へ結果出力
遠心分離器などによる分別処理とは異なり、全ての粒子を判定しますので、純度100%の粒子選別が可能です。
システム案
(以下は一例としてのイメージ図です。)