FPGA搭載、メンテナンスフリーの画像処理基板です。ディテクトでは、キャプチャーカード・画像処理ソフトウェアなど豊富な経験を活かしお客様専用の画像処理システムの開発を致します。
マイクロスコープ画像処理基板
「マイクロスコープ画像処理基板」は、店頭や現場でのご使用を考えたPCレスの画像処理基板で、マイクロスコープと接続して使用します。
(多数の方による使用)
(電源オンオフが頻繁)
(使用環境が不特定)
(使用頻度が高い)
画像処理システムにとって厳しいこれらの条件下では、PCベースのシステムでは安定した運用が期待できず、専用の処理基板を開発して運用する方が有効です。
本製品は、専用基板・専用ハードウェア開発(FPGA等)によりメンテナンスフリーが考慮されています。
FPGA上での画像処理プログラムも、2値化ラベリングなどの比較的簡単なものから、3次元計測など複雑なものまで、いろいろなツールを組み合わせた開発が可能です。
初期費用としての開発コストはかかりますが、ロット数がたとえば100以上など場合は量産効果によりトータルコストを抑えることができます。
入力デバイス(ハイスピードカメラ、内視鏡等)、照明、各種IF(カメラリンクや、PCI-Express)、ファームウェア、アプリケーション、各種治具、校正用機器、マーカなどあらゆる要素の最適システム提案をいたします。
画像計測、特にレーザースリット光やステレオカメラを構成した3次元処理では豊富な実績を誇ります。
生産現場でのロボットビジョン、位置決め、ワークのリアルタイム姿勢計測、検査用判定システムなどもお任せください。
製品特長
マイクロスコープ画像処理基板の仕様
入力デバイス
- NTSCタイプのマイクロスコープ(カメラ)を接続。スイッチ操作で入力可能
映像出力
- VGAタイプモニタ。カメラウィンドウを設定でライブ映像、メモリ上の画像表示が可能
オーバーレイメモリ
- 画像に重ねて、メニューや処理結果の表示が可能
データの入出力
- SDカードのインターフェース搭載。データのセーブロードが可能
ユーザーインターフェース
- タッチパネル用のシリアルインターフェース搭載。タッチパネルでの操作が可能
ソフトウェア資産の移植
- PC上で構築してきたソフトウェア資産が、FPGA上のC言語環境で、実現