百人一首、かるた取りの最上級者の視線を計測した事例です。かるたの達人は並んだかるたにどのように視線をくばって、あのように速く札を取れるのか、ディテクトのViewTrackerが明らかにしました。(1)記憶した札の位置関係を再確認 (2)自分の姿勢の確認のための突き手の位置の確認 =ここで戦闘態勢完了 (3)読みの始まる直前は札全体を俯瞰する (4)読まれた札に視線が移る・・・
視線が先に札を確認する、というより知っている札の位置に、先ず手が伸びて視線が後から確認としてついてくる、という順序が判明したのですが、これは熟練者の感覚と一致しているということも分かりました。
|導入事例に戻る|